7月22日箕面・豊島高校観劇レポート
当日の当番校をさせていただいた、咲くやこの花高校です。
今回の舞台は箕面高校と豊島高校の二つの学校が合同でつくりあげた、新鮮な舞台でした。キャラクターがハッキリしていて、それぞれの高校の良さが最大限に生かされたとても楽しい舞台だったと思います。
非常に気になるタイトルの、Zはずばりヅラ(ズラ?)ストーリーは奇想天外で客席は大爆笑の渦。こんなにも「くだらない題材」をこんなにも全力で演られてしまうともう、何も言えない!むしろ、ものすごく深いテーマさえ感じられてしまう。そんなパワフルの極みともいうべきあっという間の90分でした。
また、オープニングダンスや三輪車のゴレンジャー、時代劇シーンなど、盛りだくさんのおもちゃ箱のような音響、照明の演出も見習うべき点がたくさんあるなと思いました。全身を使った動きの大きな演技は、最後まで観客を引き込み、そして何より「高校生の今だからできるんだ!」という熱いほとばしりを、役者ひとりひとりから感じることができ、終演後には自分が今高校生でいることの幸せを感じました。
楽しい時間をありがとうございました。
7月22日 緑風冠高校『夏芙蓉』観劇レポート
今回、私たちは緑風館高校演劇部HPF公演『夏芙蓉』を観劇しました。
まず入って驚いたのは舞台のセットでした。
黒板や机、壁の掲示物など細かいところまで教室という空間をリアルに再現し、夜の教室という空間を演出するための照明。
ただ舞台セットを見ているだけで今回の劇の世界に吸い込まれたような錯覚を覚えるほどでした。
舞台セットに惚れ惚れとしている間に劇がスタート。
次に驚いたのは役者の演技力の高さでした。
劇中、何度も笑ったり、泣いたりと、様々な感情を表現しなくてはならなかったにも関わらず、それを全く演技らしく見せない演技力。
ギャグシーンからシリアスシーンへと変わる瞬間もパリッと空気が変わるのを感じました。
更にその演技力を引き立てる照明の彩りや音響の音楽をかけるタイミング
そして今回の劇はとても悲しい話なのにそれを悲しい色一色にせず、ギャグを織り交ぜ、観客を楽しませることが出来る演出。
どれもとってもレベルが高く、本当に勉強になることばかりでした。
今回の観劇で得た事をもとに、これからも精進していきたいです。
8月2日 精華高校 「さんびきのおおかみ ver.3」観劇レポート
8月2日、精華高校さんの劇「さんびきのおおかみ ver.3」を観劇させていただきました。
開始早々、おおかみの歌を力強く歌い上げるという始まりはとてもインパクトがあり、一気に劇の世界観に引き込まれました。
みなさんの連帯感を強く感じられたシーンでもあり、印象に残っています。
内容的には高校生としても、演劇部としても、すごく考えさせられるものだったのですが笑える要素もたっぷり盛り込まれていてとても見やすい作品でした。
登場人物一人一人のキャラが強く、みなさんの魂がこもったような熱のある演技は迫力があり、見ていて鳥肌が止まりませんでした。
特に怒りの演技の時は息づかいや表情、手の動き、立ち方など体全体を使って表現されていて自然さを感じました。
今後参考にさせていただきたいと思います!
精華高校さん、素敵な作品をありがとうございました!!!
8月2日 工芸高校「Be honest」観劇レポート
8月1日箕面東観劇レポート
今回、レポートを担当させていただく豊島高校です!!私達は箕面東高校さんの「追う女と追われる男」を観劇してきました!!
場内に入った時から、舞台の綺麗さに見惚れてしまうほど、舞台美術に凝っていて箕面東さんらしい舞台になるんだなぁと思うと、とてもワクワクしました!!
劇中は照明がとても幻想的で、役者の皆さんを引き立てていました!ひと味違う転換の照明を見れて、勉強にもなりました!!
衣装は手作りされていて、可愛かったです♪
私は特にスイちゃんのサーカスの衣装がお気に入りです!!
アンサンブルのみの役の方などもいて、とても贅沢に役者を使われたのだな〜と思いました!!主に3年生の役者のさんが多かったのですが、1年生も役者として混ざっていても違和感がありませんでした!!
とても難しいお話でしたが、たまに笑いを、誘うシーンも組み込まれていて、飽きること無く約70分間世界にめり込むことが出来ました!!
素敵な作品をありがとうございました!!
豊島高校
7月31日大阪産業大学付属高校「タイトルは「さらば」でいいのか」観劇レポート
前説でもおっしゃっていたとおり大産大さんと言えば笑い。初めから笑わせていただくつもりで観に行きました。当番校としてゲネプロと本番の二度観ることができましたが、ゲネと本番で違うネタを披露され、二度目も飽きずに楽しむことができました。
物語の主人公は演劇部で脚本を書いている亮太。彼の、演劇部内での話と空想のストーリーが交互に展開され、双方のユニークなキャラたちに笑わされている間に、父親との関係に悩む亮太の心が浮き彫りになっていきます。物語の最後は、亮太が自分の創り出したキャラに励まされ、みんなで歌を歌って未来へと歩き出すという暖かいものでした。
開演早々観客を巻き込んでしまうダンスや大胆な音響・照明。そして何より演じていて楽しいと叫ばんばかりのキャストの演技に大いに楽しませていただきました。
大阪産業大学付属高校の皆さん、お疲れ様でした!
清風南海高校