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8月1日大阪府教育センター附属高校観劇レポート

大阪府教育センター付属高等学校さんの
「夏芙蓉」を見させて頂きました。

登場人物5人のキャラクターがそれぞれきちんと作り込まれていてとても見やすかったです。
前半は女子高生4人がいつも通り楽しそうに話しているのに、段々といつも通りじゃなくなっていき、4人の間に壁が出来ていくようでした。
最初は気づかなかったのですが、ゆっくりと4人の間にズレができてみんなの記憶がごちゃごちゃになっていくところが凄く印象に残っています。
後半になるにつれて段々と引き込まれていき、マイコちゃんの「私達死んでる」の時には切なくて泣きそうでした。
音響、照明も舞台全体の雰囲気に合っていて素敵でした。
自分の命は今日で終わってしまうかもしれないのだ、と、命の尊さや死と生について、残された者の気持ちなど、普段考えないことを考えさせられる良い機会になりました。

教育センターの皆様お疲れ様でした。
これからも頑張ってください。

大阪女学院高等学校松千