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HPF2016のブログです。

7月21日関西創価高校観劇レポート

関西創価高校「傷は浅いぞ」

 本日、当番校をさせていただきました枚方なぎさ高校です。今回はゲネと本番と二回見させていただきました。

 劇はとても面白くて、笑えるところもあり、シリアスなところもあって、一つ一つのシーンがしっかりしていたので、劇に引き込まれました。役者の動きは大きくはっきりしていたし、自然に動いているのが良かったです。表情もとても良くて、迫力もあり、キャストに役者の個性が合っていてすごいなと思いました。

 役者と音響、照明が合うところはぴったり合っていて、例えば鼻血が出るところなどは照明を赤くしていたところなどが良かったです。このように鎖がまや鼻血などを小道具ではなく、役者の動きや、音響・照明で表現できていたのはすばらしいと思いました。また、役者のはけ方がきれいでした。

 最後は意味深い終わり方で、考えさせられました。全体として傷つけられても生きていくという強いメッセージが感じられて良かったです。最後まで本当に楽しかったです。

 今日見ていて私たちも頑張らないと行けないと思いました。練習頑張ります。

 お疲れ様でした!!

 

大谷高等学校さん観劇ブログ。金蘭会高等学校です。

7月26日大谷高等学校さんの『十二人の怒れる女たち』を観劇させて頂きました。

前説から面白く、吸い込まれるように見いることができました。

まず、役者さんを見て本当に中高生なのかと驚きました。

それは足の組み方や表情、仕草など全ての役者さんが細部までこだわられているのが伝わってきたからだと思います。

そして何といってもあの大きなホールに響き渡る、ハリのある声量は圧巻でした。

話に合った音響、ラストの照明も素敵でした。

内容は裁判員裁判が軸になっていて、他人が死刑になることは自分に関係ないからといってすぐに雑談に走ってしまったり、反対意見を言われて腹を立てたり、現代を生きる私達に重なるなと思う場面もありました。

多数決で自分だけが違う意見を持つこと、そして話し合いを介して大勢の相手を説得させる力。これは私達に欠けている部分なのかなとも思いました。

固定概念に囚われず自分の意思を持つことが今の私達に必要なことなのだと思い知らされました。

役者さん一人ひとりが役を生きる姿はとてもかっこよく、あっという間の90分でした。

大谷高等学校の皆さんお疲れ様でした!

金蘭会高校演劇部

金蘭会観劇ブログです。 大谷高校です。

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7月25日18時30分より金蘭会高等学校さん、観劇させて頂きました。

鳥肌の立つ美しい歌声で舞台が始まり、とても圧倒されました。メイシアターの広々とした舞台を活かした装置、また素早い転換、花道を使用したビラ配りには、大変楽しませて頂きました。皆さん方の役、照明、音響、作品に対する熱い想いが客席にも伝わってきて感動しました。「学生運動」での機動隊と生徒との争いはとても臨場感あふれるもので、またその際の照明(ストロボの使用など)、音響がとても印象に残りました。今回の作品、歌の歌詞を通して一人の人間、学生として大切なことをたくさん学ばせて頂くことができました。本当にありがとうございました‼また、お疲れ様でした。

大谷演劇部

東百舌鳥「Thank you from now on」を観て

東百舌鳥高校の皆さんお疲れ様でした! 私はゲネも本番も拝見させていただきましたが、本番はゲネよりもさらにパワーアップした劇だったと思います。

まず、役者6人それぞれの役の個性が衣装に表れていました。シャツの色、リボンのつけ方、スリッパの色、かばんなど細かいところまで役の性格が反映されていて関心しました。

男子部員が1人という劇でしたが、女子部員と違う態度で対照的だったので、その温度差が面白かったです。それから泣いたり怒ったりする場面はとても迫力があり、高校生同士のケンカが目の前で繰り広げられていて、私も部室の中に入って見ているような気がしました。

そして姫野が後半で私はこういう性格なの!仕方ないでしょ!と今までズッキーとちーちゃんに言えなかった自分の思いを伝えるシーンは鳥肌が立ちました。おとなしめの性格の子が大きな声で必死に今まで自分が思ってきたことを話す姿を見て、やはり自分の気持ちは相手に言わないといつまでたってもわからないなと改めて感じました。

カーテンコールで高3の役を演じていた3人の内2人が実は高1だったということに気づき、すごく驚きました。この劇のままの年齢でも違和感がないくらいピッタリはまっていました。

照明や音響もこの舞台を引き立ててくれていました。最初の青色の照明は「これからどんな劇が始まるのだろうか」と少しワクワクしてしまう色でした。それから、ズッキーと姫野が話していて夕方になるにつれ赤い照明が斜めに差すところはとても良いなと思いました!

音響はカットアウトやフェードアウトを劇中に使っていて効果抜群だったと思います。少しだけ気になったのは、最初と最後の曲の選曲です。どちらも似たような曲だったので、この物語の最初と最後の変化を表すことができるともっとよかったと思います。

部員が時間の経過の前に部室の電気のスイッチを切るときの効果音と照明が暗くなるタイミングが合っていて電気を消したことがわかりやすかったです。

私はこの劇を観て、普段気づきにくい友達の意外な一面を探したり、自分の気持ちをハッキリ言っていこうかなと思うようになりました。

東百舌鳥高校の皆さん、これからも頑張ってください! 来年の公演も楽しみにしています!

千里高校