hpf2016

HPF2016のブログです。

8月1日大阪府教育センター附属高校観劇レポート

大阪府教育センター付属高等学校さんの
「夏芙蓉」を見させて頂きました。

登場人物5人のキャラクターがそれぞれきちんと作り込まれていてとても見やすかったです。
前半は女子高生4人がいつも通り楽しそうに話しているのに、段々といつも通りじゃなくなっていき、4人の間に壁が出来ていくようでした。
最初は気づかなかったのですが、ゆっくりと4人の間にズレができてみんなの記憶がごちゃごちゃになっていくところが凄く印象に残っています。
後半になるにつれて段々と引き込まれていき、マイコちゃんの「私達死んでる」の時には切なくて泣きそうでした。
音響、照明も舞台全体の雰囲気に合っていて素敵でした。
自分の命は今日で終わってしまうかもしれないのだ、と、命の尊さや死と生について、残された者の気持ちなど、普段考えないことを考えさせられる良い機会になりました。

教育センターの皆様お疲れ様でした。
これからも頑張ってください。

大阪女学院高等学校松千

7月31日大阪女学院高校観劇レポート

本日、大阪女学院高等学校さんの『ここは洋式トイレです。』を見させていただきました。堺東高校一年の中林です。

舞台上を始めてみたとき、トイレがポツンとおいてあるインパクトに目を奪われました。劇自体は、コメディ調でとても面白く笑えるものなのに、芯にはしっかりと伝えたいことがあり、元気付けられるような作品でした。

演じる方もそれぞれ個性が強い方ばかりで、トイレやトイレグッズの擬人化という飛び抜けた役をしっかりと演じられていたと思います。私は特に洋式トイレさんが好きで、ナルシストなのに少し残念で、皆に雑に扱われている姿に、少し笑ってしまいました。

音響さんを、音姫と表現するそのセンスに脱帽です。音楽や照明が演技にとてもあっていて、自然に見ることが出来ました。

とくに、照明はしっかりと作ってあって、公演後に照明さんが一年生だけと聞いて驚きました。

とてもたくさんのことを吸収出来た素晴らしい公演だったと思います。

勉強になりました、ありがとうございました。

iPhoneから送信

7月30日千里高校観劇レポート

下手側に机と椅子だけという

ほとんど素舞台に近いにも舞台だったにも関わらず、狭い空間でテンポ良く繰り広げられる会話劇に圧倒された65分間でした。

私自身、あれだけ舞台上に物や装置がない

演劇を観たのが初めてだったのですが

図書準備室という空間が、役者の動きで

きちんと成り立っていて、とても勉強になりました。

音響は流す場面は少なかったのですが

とても効果的に使用されていて

グッと世界観に入り込めましたし

照明とのコンビネーションが素晴らしかったです。

役者さんも、とても個性的な役者さんばかりで

一人ひとりの役がとても輝いて見えました。

1年生の役者さんが2名いらっしゃったのですが

とても素晴らしい演技で、1年生には思えない

堂々とした演技でした。

そして中でも、山形先生の演技は、迫力があり

かなり早口で話す場面もあったのですが

その迫力で、観ている方を惹きつけていたと思います。

とても濃厚で、観ている方を惹きつけて離さない

65分間でした。

素敵な公演をありがとうございました。

千里高校さん、お疲れ様でした。

緑風冠高校

7月24日鶴見商業高校観劇レポート

7/24(日)に鶴見商業高等学校さんの鶴羽小学校謎団の夏を観劇させていただきました!

役者として出ていた人達は主に小学生の役を演じていたのですが、小学生特有の話しを劇中にしていて思わず、自分が小学生の頃もこんなことがあったなぁと頷きながら観ていました。

転換の時に箱や箱馬を動かしていたのですが動きの無駄の無さも凄かったです!

舞台装置も壁で使っているのかと思っていた板が実は切られていて転換中にその部分を抜いてたこ焼きの屋台になるのに驚きました!

写真を撮ったときの表現も、役者が照明で照らされて写真と同じポーズをとっていたのですが、上下左右に細かく動いて写真のブレを表していたのには思わず笑ってしまいました!

鶴見商業高等学校さん、素敵な劇をありがとうございました!

そして、お疲れ様でした!

箕面東高校

7月23日堺東高校観劇レポート

堺東高校HPF公演、「銀河のかたすみで」を見させていただきました。

役者の方々がそのキャラクターに合わせた個性豊かな演技で凄く劇に入りやすかったです!キャラクターそれぞれの個性が光っていて、見てて楽しかったです!動きが大きくわかりやすく、 恥しがらずにキャラクターの面白さをしっかりと表現出来ているのが凄いと思いました!何度笑ったかもう覚えてないほど面白かったです!キャラクターの感情もしっかりと伝わってきて、感動のラストには思わず涙が自然と流れてしまいました。笑いあり、涙ありの見応えたっぷりの劇でした!

そして照明も場面によってしっかりと見せたい所を見せてくれて居たので違和感なく見ることができました!音響もその場面にあった音を動きに合わせてぴったり入れているのが凄いと思いました!

舞台上のセットも凄くリアルに作られていてまるでその場を切り取ってきたかと思うくらいでした!世界観をそのまま表現出来ているのがとても素敵でした!

自分達には無いものを沢山見れて、新しい演劇の形を見れたと思います!それを吸収して、更に高みを目指して行きたいと思います!

素晴らしい演劇をありがとうございました!

堺西高校演劇部

7月22日箕面・豊島高校観劇レポート

当日の当番校をさせていただいた、咲くやこの花高校です。

今回の舞台は箕面高校と豊島高校の二つの学校が合同でつくりあげた、新鮮な舞台でした。キャラクターがハッキリしていて、それぞれの高校の良さが最大限に生かされたとても楽しい舞台だったと思います。

非常に気になるタイトルの、Zはずばりヅラ(ズラ?)ストーリーは奇想天外で客席は大爆笑の渦。こんなにも「くだらない題材」をこんなにも全力で演られてしまうともう、何も言えない!むしろ、ものすごく深いテーマさえ感じられてしまう。そんなパワフルの極みともいうべきあっという間の90分でした。

また、オープニングダンスや三輪車のゴレンジャー、時代劇シーンなど、盛りだくさんのおもちゃ箱のような音響、照明の演出も見習うべき点がたくさんあるなと思いました。全身を使った動きの大きな演技は、最後まで観客を引き込み、そして何より「高校生の今だからできるんだ!」という熱いほとばしりを、役者ひとりひとりから感じることができ、終演後には自分が今高校生でいることの幸せを感じました。

楽しい時間をありがとうございました。

咲くやこの花高校

7月22日 緑風冠高校『夏芙蓉』観劇レポート

今回、私たちは緑風館高校演劇部HPF公演『夏芙蓉』を観劇しました。

まず入って驚いたのは舞台のセットでした。

黒板や机、壁の掲示物など細かいところまで教室という空間をリアルに再現し、夜の教室という空間を演出するための照明。

ただ舞台セットを見ているだけで今回の劇の世界に吸い込まれたような錯覚を覚えるほどでした。

舞台セットに惚れ惚れとしている間に劇がスタート。

次に驚いたのは役者の演技力の高さでした。

劇中、何度も笑ったり、泣いたりと、様々な感情を表現しなくてはならなかったにも関わらず、それを全く演技らしく見せない演技力。

ギャグシーンからシリアスシーンへと変わる瞬間もパリッと空気が変わるのを感じました。

更にその演技力を引き立てる照明の彩りや音響の音楽をかけるタイミング

そして今回の劇はとても悲しい話なのにそれを悲しい色一色にせず、ギャグを織り交ぜ、観客を楽しませることが出来る演出。

どれもとってもレベルが高く、本当に勉強になることばかりでした。

今回の観劇で得た事をもとに、これからも精進していきたいです。