hpf2016

HPF2016のブログです。

8月2日 精華高校 「さんびきのおおかみ ver.3」観劇レポート

8月2日、精華高校さんの劇「さんびきのおおかみ ver.3」を観劇させていただきました。

開始早々、おおかみの歌を力強く歌い上げるという始まりはとてもインパクトがあり、一気に劇の世界観に引き込まれました。
みなさんの連帯感を強く感じられたシーンでもあり、印象に残っています。

内容的には高校生としても、演劇部としても、すごく考えさせられるものだったのですが笑える要素もたっぷり盛り込まれていてとても見やすい作品でした。

登場人物一人一人のキャラが強く、みなさんの魂がこもったような熱のある演技は迫力があり、見ていて鳥肌が止まりませんでした。
特に怒りの演技の時は息づかいや表情、手の動き、立ち方など体全体を使って表現されていて自然さを感じました。

今後参考にさせていただきたいと思います!
精華高校さん、素敵な作品をありがとうございました!!!

8月2日 工芸高校「Be honest」観劇レポート

当番校をさせていただきました大阪産業大学附属高等学校です。
今回はゲネと本番の2回を観劇させていただきました。

  舞台にシンプルでスタイリッシュな白い装置がありいったいどんなお話なんだろうとワクワクしていると照明が綺麗に変化し物語が始まりました。
  はじめは天使と悪魔の会話の中で対立が起こっていたのですが予想に反して実は天使が悪魔に恋心を寄せていくという所は天使は素直になれなくて可愛らしいなぁと思いました。
  全体を通して、身近な悩みが中心でしたので共感でき、度々ユーモアに富んだ台詞でクスッと笑ってしまう場面もあり楽しいお芝居でした。天使と悪魔の世界と現実の世界が同時に展開されて行く中で、音響はクラシック音楽が流れていて照明はシリアスでありながらシーンに合わせて変化しとても素敵でした。キャストの皆さんも演技や会話がとても丁寧でカーテンコールの時に1年生とわかったときはびっくりしました。観客を飽きさせない工夫がたくさんあり見終わった後60分経っていると思えないほどあっという間の時間でした。演技の面でも作品作りの面でも勉強になるとても面白くて見応えのある作品でした。HPF最終日に素晴らしい作品を観ることができ、これからも演劇頑張ろうと思いました。ありがとうございました。

工芸高校さんお疲れ様でした。

8月1日箕面東観劇レポート

今回、レポートを担当させていただく豊島高校です!!私達は箕面東高校さんの「追う女と追われる男」を観劇してきました!!

場内に入った時から、舞台の綺麗さに見惚れてしまうほど、舞台美術に凝っていて箕面東さんらしい舞台になるんだなぁと思うと、とてもワクワクしました!!

劇中は照明がとても幻想的で、役者の皆さんを引き立てていました!ひと味違う転換の照明を見れて、勉強にもなりました!!

衣装は手作りされていて、可愛かったです♪

私は特にスイちゃんのサーカスの衣装がお気に入りです!!

アンサンブルのみの役の方などもいて、とても贅沢に役者を使われたのだな〜と思いました!!主に3年生の役者のさんが多かったのですが、1年生も役者として混ざっていても違和感がありませんでした!!

とても難しいお話でしたが、たまに笑いを、誘うシーンも組み込まれていて、飽きること無く約70分間世界にめり込むことが出来ました!!

素敵な作品をありがとうございました!!

豊島高校

7月30日咲くやこの花高校「たられば」を観て

咲くやこの花高校の「たられば」を観劇させて頂きました。

とっても不思議な感じの劇でした。

虚無の空間と、現実での出来事とが照明でハッキリ分かれていて見やすかったし、

会話のテンポもよかったです。

表情も豊かで、演技もリアルで違和感が無かったです。ずっとこの劇の世界観にのめりこんでました。

メガネが隠し続ける自分を自分として、吐き出して楽になりたいという自分を一連の事件の

関与者として、虚無の空間で葛藤するメガネの姿が見ていて面白かった。

シリアスな場面の中にも、ところどころ笑いを誘うシーンがあり、

楽しく観劇させていただきました。

素敵な劇を、ありがとうございました。

淀川工科高等学校 

7月31日大阪産業大学付属高校「タイトルは「さらば」でいいのか」観劇レポート

7月31日、シアトリカル應典院で大阪産業大学付属高校さんを観劇させていただきました。

前説でもおっしゃっていたとおり大産大さんと言えば笑い。初めから笑わせていただくつもりで観に行きました。当番校としてゲネプロと本番の二度観ることができましたが、ゲネと本番で違うネタを披露され、二度目も飽きずに楽しむことができました。

物語の主人公は演劇部で脚本を書いている亮太。彼の、演劇部内での話と空想のストーリーが交互に展開され、双方のユニークなキャラたちに笑わされている間に、父親との関係に悩む亮太の心が浮き彫りになっていきます。物語の最後は、亮太が自分の創り出したキャラに励まされ、みんなで歌を歌って未来へと歩き出すという暖かいものでした。

開演早々観客を巻き込んでしまうダンスや大胆な音響・照明。そして何より演じていて楽しいと叫ばんばかりのキャストの演技に大いに楽しませていただきました。
大阪産業大学付属高校の皆さん、お疲れ様でした!

                              清風南海高校

7月29日堺西高校観劇ブログ

北かわち皐が丘高校演劇部です。

堺西高校さんの「たゆたう」の観劇ブログです。よろしくお願いします。

 とても安定したお芝居でした。早過ぎず遅過ぎず、丁度いいテンポで流れるように進んでいき、あっという間の70分でした。全体としてはシリアスな雰囲気の劇ですが、時々笑いをもってくるのがしつこくなく、見ていて飽きないです。

 驚いたことに、役者の半分以上が1年生であること。もちろん、二年生三年生もいますが、声がよく通り、演技も役者全員が今回の舞台に馴染むように存在していました。

 役者についてですが、各キャラクターの個性が立っていて、とてもわかりやすく、見ていてすっと入ってくるキャラ立ちをしていました。
 よしみ役の方は凄く安定感のある演技で安心して見ていられました。抑揚のつけかたが本当におばあちゃんに聞こえましたが、セリフを言うのが速くなったときに若返ったように聞こえました。
 演劇部部長の岩本しおんを中心に、演劇部の問題、家族の問題、亡くなった友達の問題。全てがどこかで繋がっていて、話が進むにつれ理解していきました。
 全体では、皆さん声が大きく聞き取りやすかったです。何て言ったかわからない、ということがなく、楽しんで観劇できました。

「死んでも誰も楽にならない」劇中に何度も出てきた台詞。本当にその通りだと思いました。沢山悩んで考えて、その葛藤がよく見えました。誰しも悩むことや辛いことはあるけど、それでも前を向いて自分らしく生きること。きっと、これが伝えたかったことなんでしょうね。真っ直ぐに書かれた脚本を、真っ直ぐに演じていて、裏読みなど何もなく観客としてもその世界に入りやすかったです。

 舞台装置や音響、照明なども、より一層この劇の世界観を引き立てていて、尚更雰囲気がありした。
 装置については、音響や演出と相まってとても場所の想像がしやすかったです。岩場に段差がついていたのが雰囲気を醸し出して良かったですね。
 音響については、場面ごとにマッチした落ち着いた曲や、ギャグシーンのときの曲など選曲が舞台の色に本当にあっていました。音響と役者の声のバランスがとてもよかったです。
 照明については、照明変化が少ないにも関わらず、そのシーンの雰囲気や時間に合った空間を作り出していたように感じます。色や光量、照明のつき方や消え方、すごく自然で綺麗でした。照明と言うより、装置の一部のような、その世界の自然の一つというようなナチュラルさでした。

以上、北かわち皐が丘演劇部による観劇レポートでした!
堺西高校の皆さん、お疲れさまでした!

7月30日千里高校観劇レポート

下手側に机と椅子だけという
ほとんど素舞台に近いにも舞台だったにも関わらず、
狭い空間でテンポ良く繰り広げられる会話劇に
圧倒された65分間でした。

私自身、あれだけ舞台上に物や装置がない
演劇を観たのが初めてだったのですが
図書準備室という空間が、役者の動きで
きちんと成り立っていて、とても勉強になりました。

音響は流す場面は少なかったのですが
とても効果的に使用されていて
グッと世界観に入り込めましたし
照明とのコンビネーションが素晴らしかったです。

役者さんも、とても個性的な役者さんばかりで
一人ひとりの役がとても輝いて見えました。
1年生の役者さんが2名いらっしゃったのですが
とても素晴らしい演技で、1年生には思えない
堂々とした演技でした。
そして中でも、山形先生の演技は、迫力があり
かなり早口で話す場面もあったのですが
その迫力で、観ている方を惹きつけていたと思います。

とても濃厚で、観ている方を惹きつけて離さない
65分間でした。

素敵な公演をありがとうございました。

千里高校さん、お疲れ様でした。